平成24年2月1日
ヤマト運輸株式会社

〜ヤマト運輸の社会貢献活動〜

第6回中高生経営セミナーの開催結果について


  ヤマトホールディングス株式会社傘下のヤマト運輸株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役社長 山内 雅喜、以下ヤマト運輸)は、公益社団法人ジュニア・アチーブメント日本と共同で、社会の仕組みや経済の働きを学ぶ教育プログラム「第6回中高生経営セミナー」を開催したことをお知らせいたします。


1. 目的
    ヤマト運輸は「事業分野以外でもさまざまな活動を通じて、企業市民として豊かな社会の実現に尽くしていく」という経営理念に基づき、中高生経営セミナーを平成18年より開催しております。中高生経営セミナーは、生徒が自分と社会との関わりや働く目的を知り、自らの意志で進路を決定・開拓する契機となることを目指しています。

2. 実施概要
  (1) 期間
    平成23年8月〜平成24年1月
  (2) 内容
    「ヤマト運輸の新しい社会貢献活動・地域貢献活動の提案」というテーマに基づき、社員がメンターとして弊社の職場を案内し、現在行っている社会貢献活動を説明。月々進捗確認やアドバイスを実施しました。それを踏まえて生徒が企画・立案・プレゼンテーションを行いました。
  (3) 参加者
    今年は初めて関西から3校が参加し、合計8校36名の生徒が取り組みました
   
参加歴 学校名 都道府県 参加人数
千葉県立四街道高等学校 千葉県 4名
2回目 女子聖学院高等学校 東京都 4名
6回目 東京電機大学高等学校 東京都 6名
4回目 東京都立東久留米総合高等学校 東京都 4名
武相高等学校 神奈川県 4名
初芝立命館高等学校 大阪府 6名
同志社香里高等学校 大阪府 5名
兵庫県立小野高等学校 兵庫県 3名
     
  (4) 実施概要
   
初回 事前学習 テーマ発表
グループワークの進め方について
2〜4回目 グループワーク ヤマト運輸社員がメンターとして各チームの進捗確認やアドバイスを実施。
テーマに対する企画立案・職場訪問・現地調査など
最終回 発表会 ヤマト運輸本社にて、自分たちが立案した企画を役員に対してプレゼンテーション

3. 最優秀企画賞
  (1) 受賞校
    千葉県立四街道高等学校
  (2) 発表内容
   
〜地域の学生による音楽の発表活動「ヤ・マ・トっておきのコンサート」〜
  自分たちの外部イベント出場経験を活かし、音楽系の部活動を行っている児童・生徒・学生の発表の場を作るとともに、地域の皆様へ音楽をお届けする社会貢献活動を提案しました。
  (3) 評価ポイント
    ヤマト運輸で行っている「音楽宅急便」の活動を一歩進めた提案で、演奏する人にも聞く人にも喜んでもらえる点が評価されました。

4. 発表会後の参加者の感想(抜粋)
  【生徒】
  経営セミナーについて
 
「社会貢献」の定義が分からず、テーマを決めるのに苦労した
メンターであるヤマト運輸社員の方々と一緒に作り上げることができて良かった
経営セミナーに参加して自分がヤマトの社員であるかのように考えたので、ヤマト運輸がとても身近に感じられるようになった
   
  働くことについて
 
会社は利益と社会貢献と両立させなければならないので簡単ではないなと感じた
社会に出る前にこのようなことを経験できて良かった
   
  【教員】
 
私たち教員にとっても、高校生があそこまでできるのかと感心しましたし、他校の先生方のお話を聞くこともできて非常に勉強になりました。何より、いつも他人任せだった生徒たちが、最後は本当によく頑張り、またやりたい!と言ってくれたのが収穫だと思います

公益財団法人ジュニア・アチーブメントとは1919年に米国で発足した世界最大の経済教育団体。現在約123カ国で教材やプログラムを学校に無償で配給し、民間の非営利活動を展開。日本本部は1995年設立。

資 料
【ヤマトグループの「社会・環境教育」への取り組み】
 
ヤマトグループの「社会・環境教育」への取り組み
【発表会の様子】
 
発表会の様子 発表会の様子
発表会の様子

社会貢献活動をはじめ、ヤマト運輸(株)の安全や環境に対する姿勢や取り組みは
http://www.yamato-hd.co.jp/csr/index.htmlをご覧ください。

以上


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